ど~も、よっし~です。
札幌の天気は、小雨が降り少し寒い日でしたね。
サッポロビール博物館を紹介したいと思います。
サッポロビール博物館
1876年の北海道開拓事業から受け継がれるサッポロビールの歴史を体験できる。博物館となっています。
見学は基本無料です。
プレミアツアーもあり、時間で参加できます。こちらは有料で価格500円です。
外観はレンガ造りになっています。
この建物は、明治時代の貴重な建物として北海道遺産にも指定されています。
煮沸釜って何?
2Fに上がると、ビールで使うデカイ釜もあり、その大きさに驚きます
★煮沸釜
サッポロビール工事で使用されていた煮沸釜(ウォルトパン)
ビールの仕込み時に麦汁を煮沸するためのもので、この工程が味や香りに大きな影響を及ぼします。
ここでポップを加えて煮沸することで、ビール独特の香りと苦味がつけられます。
サッポロビールの歴史
煮沸釜に見送られ、次に見学できるのが開拓〜サッポロビールの誕生までをシーンごとにまとめられたパネルがあります。
★1869年 開拓使のはじまり
開拓の歴史を、分かりやすく学ぶ事ができます。
一部を紹介
★1875年 ビール酒造人 誕生
最初にこの人誰?ってなりますが。
中川清兵衛という人です。
このお方はなんと、単身ヨーロッパに渡り、日本人として初めて、ビールの本番ドイツで本格的なビール酒造を学んだ人なんです。
スゲー、、、この時代にも、こんなに行動力がある人がいるなんて。
この行動力を見習わないといけませんね。
★1875年 北海道でつくるべき!
この人物は、村橋久成
この方は、開拓使麦酒酒造所の建設・事業責任者として任命された人
32歳の時に、中川清兵衛と出会いビール事業を立ち上げたそうです。
★1876年 ビール酒造所の完成
ついに、北海道ビールづくりの歴史がスタート
★1877年 札幌ビール初出荷
東京に出荷するときは、氷付きの低温で輸送しました。
★1880年 札幌ビールの評価高まる
当時のビールの価格は、大瓶一本16銭でした。
これって高いの?安いの?って思いますよね?
当時は、上等の日本酒でも一升(1.8L)で4銭5厘だったのでいかに、ビールが高かったのが、わかります。
また、16銭で販売しても利益はなかったようです。
★1886年 官営から民間企業へ
ビール事業も政府が運営していたのが、以外でしたね。
★1892年ビール酒造の近代化
植村 澄三郎という人物
札幌麦酒の実質的な最高責任者
★1903年 札幌麦酒、東京進出
東京工場の稼働により札幌ビールが業界首位になった。
★1956年 サッポロビールの復活
1937年を境に急速に戦時色になっていきました。
物質不足になり、ビールも公定価格になりました。
1940年には配給制になり、その3年後には全てのビール会社の銘柄別ラベルが廃止されました。
配給制によりビールの味を知らなかった人たちが、庶民の口に届くようになり戦後は急速に消費が拡大したようです。
★1977年 生ビール時代を切り拓く
ここで皆さんの馴染みの生ビールが発売されていきます。
写真のビンも、馴染みのになってきましたね。
★受け継がれるものづくり
この博物館を見学すると、ビールにかけた人達の思いを感じる事ができました。
ビールを試飲
ビールの歴史を学んだら、ビール飲むしかないでしょって事で。
何種類かあるので、飲み比べがオススメです。
サッポロクラシックと期間限定の復刻札幌製麦酒
味わいは、、。苦味も強くなく、凄く飲みやすいです。
私はビールが、本当は苦手ですがこれは美味しかったです。
苦手な方でもオススメ
アクセス
住所
〒065-8633 北海道札幌市東区北7条東9丁目1-1
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